価格勝負を抜け出すための「選ばれる理由」のつくり方
こんにちは。株式会社World Scene代表のあらたけです。
私たちは福岡市を拠点に、中小企業のブランディング・マーケティング・デザインを支援しています。
広告や小手先の集客ではなく、戦略から始めることで、選ばれ続ける会社をつくることを大切にしています。
この記事では、中小企業が値下げ競争から抜け出すために必要な「選ばれる理由」のつくり方をお伝えします。
値下げ競争は、企業の寿命を削る
「相見積もりで他社より安くしてくれと言われた」
「価格で選ばれても、結局すぐに他社へ流れてしまう」
こんな声は、福岡の経営者から日常茶飯事で聞こえてきます。
でも、ここで一番危ないのは、安さで勝負すればするほどブランド価値は落ちるということ。
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値下げはサービス改善ではなく、自己否定。
価格を下げることは「うちのサービスにはそれだけの価値がありません」と自ら宣言するようなものです。
逆に言えば、価格ではなく価値で選ばれる状態をつくることが、生き残りの絶対条件です。
「選ばれる理由」をつくる3つのステップ
- 顧客の“本当の不安”を解決する
例:工務店なら「追加費用の不安がない」「保証が明確」など。値段ではなく安心で選ばれる状態に。 - 強みを言語化し、比較軸をずらす
「他社より安い」ではなく、「地元密着30年」「職人直営で対応が早い」「24時間以内に初回返信」など、“比べる物差し”を変える。 - 証拠を束にする
お客様の声・事例・資格・数字などを揃えて、「口だけじゃない」根拠を示す。
実際の事例から
弊社のお客様である食品会社は、大手と価格で戦って疲弊していました。
私たちが一緒に再定義したのは「価格」ではなく「品質基準」。
結果、「数で勝負」から「質で勝負」に切り替え、EC売上350%UP、利益率2.2%UPを実現しました。
まとめ
- 値下げは自己否定。ブランドの寿命を縮める。
- 「不安を解消する価値」で選ばれる状態を設計する。
- 比較軸をずらし、証拠を束ねて「選ばれる理由」を固める。
福岡の中小企業が価格競争から抜け出すには、「安さ」ではなく「理由」で勝つこと。
その理由を言語化し、戦略に落とし込むことこそ、私たちWorld Sceneの得意分野です。
「値下げしないと勝てない…」そう感じている方へ。
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