やみくもな施策にサヨナラ!中小企業のための“戦略的発信”入門―戦略なき発信は、ただのノイズ―
こんにちは。株式会社World Scene代表のあらたけです。
私たちは福岡市を拠点に、中小企業のブランディング・マーケティング・デザインを支援しています。
広告や一時的な流行に流されるのではなく、戦略から始めることで、選ばれ続ける会社をつくることを大切にしています。
この記事では、中小企業がやるべき発信の第一歩をお伝えします。
経営者あるある:「とりあえず発信してみる」
- SNSは毎日投稿してる
- ホームページも更新してる
- 広告も少しやってみた
でも、成果は…正直微妙。これはよくある話です。
「発信」自体は目的じゃない。
戦略がなければ、それはただのノイズです。
戦略なき発信が失敗する理由
- 届けたい相手が明確でない
誰に向けているかが分からず、結局誰の心にも残らない。 - メッセージが一貫していない
SNSとHPで言ってることが違う。ブランドの信頼が崩れる。 - 成果に繋がる導線がない
「いいね」で終わり。問い合わせや売上に変換できない。
戦略的発信のステップ
- 自社の存在意義を言語化する
なぜこの会社が存在するのか?お客様にとっての意味は? - 誰に選ばれたいかを決める
「みんなに向けて」はやめて、「この人に届けば成功」という相手を設定する。 - “選ばれる理由”を一貫して伝える
広告もSNSもHPも営業トークも、全部同じ方向に揃える。 - 成果に繋がる導線を必ず用意する
「記事を読んだら資料DL」「SNSを見たらLINE登録」など、小さな一歩を必ず置く。
製造業の場合
数年前、田舎町の製造業の会社は、とりあえずInstagramで発信を続けていました。
結果、フォロワーは増えても問い合わせはゼロ。
そこで「誰に向けるか」を再定義し、調達担当者が安心できる実績と品質保証に絞って発信を設計。
HP・営業資料・SNSを統一した結果、大手企業からのBtoB受注が決定しました。
運が良かったかもしれませんけど、みてる人はみてるよって話ですね。
まとめ
- 発信は目的ではなく、戦略の手段
- 戦略なき発信はノイズでしかない
- 自社の存在意義・ターゲット・選ばれる理由を明確にして、一貫した発信を行うこと
福岡の中小企業に必要なのは、“やみくもな発信”から“戦略的発信”へのシフトです。
その軸を整えることこそ、私たちWorld Sceneの使命です。
「発信をしているのに成果が出ない」「結局、何からやればいいか分からない」という経営者の方へ。
ワールドシーンでは「経営のひざつき距離」で伴走する OHIZAMOTOプラン(月額3.9万円〜) をご用意しています。
まずは気軽にご相談ください。