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やみくもな施策にサヨナラ!中小企業のための“戦略的発信”入門―戦略なき発信は、ただのノイズ―

  • 公開日: 2025.9.6
  • 更新日: 2025.9.2
yukina@worldscene-inc.jp

Keishi ARATAKE

あらたけけいし

こんにちは。株式会社World Scene代表のあらたけです。

私たちは福岡市を拠点に、中小企業のブランディング・マーケティング・デザインを支援しています。

広告や一時的な流行に流されるのではなく、戦略から始めることで、選ばれ続ける会社をつくることを大切にしています。

この記事では、中小企業がやるべき発信の第一歩をお伝えします。

経営者あるある:「とりあえず発信してみる」

  • SNSは毎日投稿してる
  • ホームページも更新してる
  • 広告も少しやってみた

でも、成果は…正直微妙。これはよくある話です。

「発信」自体は目的じゃない。

戦略がなければ、それはただのノイズです。

戦略なき発信が失敗する理由

  1. 届けたい相手が明確でない
    誰に向けているかが分からず、結局誰の心にも残らない。
  2. メッセージが一貫していない
    SNSとHPで言ってることが違う。ブランドの信頼が崩れる。
  3. 成果に繋がる導線がない
    「いいね」で終わり。問い合わせや売上に変換できない。

戦略的発信のステップ

  1. 自社の存在意義を言語化する
    なぜこの会社が存在するのか?お客様にとっての意味は?
  2. 誰に選ばれたいかを決める
    「みんなに向けて」はやめて、「この人に届けば成功」という相手を設定する。
  3. “選ばれる理由”を一貫して伝える
    広告もSNSもHPも営業トークも、全部同じ方向に揃える。
  4. 成果に繋がる導線を必ず用意する
    「記事を読んだら資料DL」「SNSを見たらLINE登録」など、小さな一歩を必ず置く。

製造業の場合

数年前、田舎町の製造業の会社は、とりあえずInstagramで発信を続けていました。

結果、フォロワーは増えても問い合わせはゼロ。

そこで「誰に向けるか」を再定義し、調達担当者が安心できる実績と品質保証に絞って発信を設計。

HP・営業資料・SNSを統一した結果、大手企業からのBtoB受注が決定しました。
運が良かったかもしれませんけど、みてる人はみてるよって話ですね。

まとめ

  • 発信は目的ではなく、戦略の手段
  • 戦略なき発信はノイズでしかない
  • 自社の存在意義・ターゲット・選ばれる理由を明確にして、一貫した発信を行うこと

福岡の中小企業に必要なのは、“やみくもな発信”から“戦略的発信”へのシフトです。

その軸を整えることこそ、私たちWorld Sceneの使命です。

「発信をしているのに成果が出ない」「結局、何からやればいいか分からない」という経営者の方へ。

ワールドシーンでは「経営のひざつき距離」で伴走する OHIZAMOTOプラン(月額3.9万円〜) をご用意しています。

まずは気軽にご相談ください。

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