広告より“戦略”。中小企業がまず見直すべき集客の構造
こんにちは。株式会社World Scene代表のあらたけです。
私たちは福岡市を拠点に、中小企業のブランディング・マーケティング・クリエイティブ制作を行っています。
一時的な広告や流行のSNS施策に振り回されるのではなく、戦略から始めることで、選ばれ続ける会社をつくることを大切にしています。
この記事では、広告よりも先に見直すべき集客の構造についてお話しします。
「広告を出したのに効果がない」経営者の共通点
「チラシに30万円使ったけど、問い合わせはゼロ。」
「Google広告を半年やったのに、新規顧客は増えない。」
「インスタ広告を回しても、いいねだけ増えて売上は変わらない。」
こんな経験、ありませんか?
これは珍しい話ではなく、福岡の中小企業で7割以上が同じ壁にぶつかっています。
広告が効かない本当の理由
結論から言うと、広告が悪いわけじゃないんです。
広告はあくまで「拡声器」。
伝える内容=メッセージが弱ければ、いくら拡声器で叫んでも人は振り向いてくれません。
つまり、戦略なき広告は「大声で空に叫んでいる」のと同じなんです。
常識を裏返す「斜めの切り口」
ここで少し本質的な話をしましょう。
広告をやめた方が成果が出る会社もあります。
例えば、飲食店や美容室。
SNSや広告に頼るより、リピート顧客を増やす方が先。
「常連化の仕組み」が整っていない状態で広告に走っても、穴の空いたバケツに水を注ぐようなものです。
広告が必要になるのは、戦略の土台が整った後なんです。
集客の構造を整えるステップ
では、中小企業がまずやるべきは何か?
広告ではなく、集客の構造を整えることです。
- 誰に選ばれたいのかを明確にする
→「全員に売りたい」は「誰にも届かない」に等しい。 - “選ばれる理由”を言語化する
→ 「安いから」以外の理由をつくれなければ、価格競争から抜け出せない。 - その理由を一貫して伝える導線をつくる
→ ホームページ、SNS、営業、チラシ…全部がバラバラだと成果は出ない。
この3つを整えて初めて、広告が意味を持ちます。
福岡の中小企業こそ“戦略先行型”へ
福岡には、地元で誇れる商品・サービスを持つ会社が本当に多い。
でも、その魅力を広告にのせる前に「戦略の軸」を固めておかないと、広告費がムダになってしまうんです。
広告代理店に「とりあえず出しましょう」と言われるままに出す時代はもう終わり。これからは、広告よりも先に戦略を整えることが、中小企業の勝ち筋です。
まとめ
広告が効かないのは、広告のせいではありません。戦略がないまま広告を打っても、結果は出ません。
まずは集客の構造を整えること。広告はその後。
これが、福岡の中小企業がこれから選ばれ続けるための鉄則です。
ワールドシーンでは「経営のひざつき距離」で伴走する OHIZAMOTOプラン(月額3.9万円〜) をご用意しています。
「頭の中がごちゃごちゃしている」「集客の優先順位が決まらない」という方は、まずは気軽にご相談ください。
Popular articlesよく読まれている記事
-
SNSを頑張ってるのに効果が出ない企業に足りない「ひとつの視点」
-
ありがちな失敗から学ぶ!Web制作の外注で成果を出すための注意点とパートナー選びのコツ