CONTENTSワールドシーンの読み物。

【サービス紹介】心に刺さる、売れるクリエイティブはこうやってつくる。

#サービス
#クリエイティブ

こんにちは。株式会社World Scene代表のあらたけです。

私たちはデザインコンサルティングを通してブランドを育てることがメインのサービスですが、サービスを提供するときに欠かせないのがクリエイティブ制作。会社の資料、サービスの資料、コーポレートサイト、LP、名刺、時期に応じてカレンダーなどのノベルティを制作していますが、すべてにクリエイティブデザインが反映されています。

クリエイティブの制作においてデザインスキルは当然必要になってきますが、それ以上に大切なのは目的・ゴールの設計、活用方法まで一貫することだと考えているため、ディレクションスキルは欠かせないものだと思っています。ディレクションを誰がするかによって、デザイナーのスキルが活かされるものです。

クリエイティブ制作の数をこなせばこなすほど、世の中には本当にユーザーの心に刺さるクリエイティブは少ないと感じます。そんな想いから立ち上げた、0歳から100歳にも伝わるクリエイティブをつくる「ZEROCatchDesign」の背景について少し語らせてください。

この記事では、私たちがサービスを通して実践する『心に刺さるクリエイティブの作り方』についてまとめているので、ぜひ最後までご覧いただいたいです。

世の中で多くのクリエイティブが間違っている理由

近年はSNSを通してモノが売れる時代です。故に日常生活に広告が溢れています。

このサービスを始めようと思った背景は、世の中のクリエイティブやデザインがまぁまぁすべっているのではないかと感じているからです。SNSを見ても、YouTubeを観ても、ググってネットサーフィンしていても、同じような広告が溢れていると思ったことはありませんか?似たような広告が溢れていませんか?いいなと思った広告を見てそのやり方やデザインを『学ぶ』のはいいのですが、『真似る』のは違うと思うんです。また、トレンドに左右されすぎです。

他社の広告を真似てクオリティを高くすることは誰でもできます。
いい広告を真似したくなる気持ちは分かるのですが、本来真似しちゃダメじゃないでしょうか。盗作とすら思っちゃいます。他にも、テキストだけのリスティング広告などにおいても『高品質!スピード納品!』なんて言われても違和感があり、場合によってはアピールポイントが多すぎて手を抜いていますと言っているように見えてしまいます。もちろん、全部が全部ではありません。ただ、結局どの会社が高品質でどの会社がスピード納品なのかは情報過多でオンラインの情報だけでは分からないことが多すぎます。

そんな、日本国内の広告に胡散臭さを感じていて、家にいても外にいても毎日何かしらの広告を目にするとは思うのですが、心に刺さる広告が少ないのはクリエイティブを制作するにあたって目的とゴールを考えていないからだと思うんです。

ZEROCatchDesignでは「心に刺さる、売れるクリエイティブ」を作ります。

前述の考えから立ち上げた「ZEROCatchDesign」では、企業や商品理解をするためのディレクションから必ず入ります。クライアントの事業や商品が勝てるクリエイティブとは?選ばれるクリエイティブとは?ということを徹底して考えるため、スピードは遅いかもしれません。

なので、このサービスは盗作広告のアンチテーゼとして始めたサービスと言っても過言ではないかもしれません。

繰り返しにはなりますが、全部が全部すべっているとは思っていません。

自社の商品や商品に対する想いを表現できている、心に刺さるクリエイティブに出会えることもたくさんあります。数少ない心に刺さるクリエイティブに出会えることもこの仕事の面白い部分であり、このサービスをやりたいと思ったきっかけの一つでもあります。

具体的なディレクション方法

散々言っておきながらも一見、よくある普通なサービスの流れです。

普通な流れをどれだけ丁寧にするか。私たちのサービスはクリエイティブへの熱量はもちろん、丁寧さを大切にしています。また、心に刺さるクリエイティブをつくる上で最も重要なことは心に寄り添うことだと考えています。

商品開発者の想い、実際に商品を愛用している常連さんといったリアルな部分に商品の魅力は必ず答えが隠れています。時にはインタビューを通して商品、ブランド調査を納得するまで行うからこそ心に刺さるクリエイティブがつくれます。心に刺さるというのは、業績につながります。だから私たちは業績に大きく関わることを忘れずにクリエイティブをつくりつづけているということが伝われば嬉しいです。

Phase01〜02

目的とゴールを設定した上でクリエイティブの制作をすることが私たちの基本です。
とにかくデザインというものはなんとなく、カッコいい、かわいい、などという抽象的に作りがちです。ユーザー目線に立つところからがスタートです。

ホームページをつくるにしても、お金も時間もすごくかかります。ただ、デザインにおいて「ホームページをつくること」が目的になってしまうと、いきなりページのデザインから入ってしまいます。その前にまず会社の情報を整理してまとめることの方が大切だと私は思っています。大切さに気付いていただくためにもヒアリング・調査は必ず行い、目的を明確にした上で制作を進めています。

このステップを踏むからこそ、第三者からの視点でもっとこうした方がいいのでは?とご提案をすることも多々あります。ただ言われた通りに制作してほしい方には合わないサービスかもしれません。

Phase03〜04

制作に取りかかりデザイン案をご提案する際は、おすすめのデザインはあってもこちらを価値観を押し付けてしまわないよう、少なくとも3パターンは案をお出しして「ラフ提案のすり合わせ」を行なっています。

企業理解からしっかり行うため、企業の雰囲気や商品に対する想いなども汲み取った上で、その企業や商品に合ったカラーやデザインを具体的にご提案しています。

Phase05

納品するものにもよりますが、一度つくって終わりはもったいないです。
その制作物がどのような自社への影響、インパクトを与えたのか検証することも大切です。

そのため感覚だけでの満足にならないようにデザインが出来上がった背景や想いを明文化し、さらにビジュアルガイドラインにまとめて今後のデザイン方針を納品しています。

▼ 弊社、World Sceneのビジュアルガイドラインを少し公開!

【コーポレート:企業ロゴ】

【ブランドカラーの詳細】

【タイポグラフィの詳細】

クリエイティブ事例

ZEROCatchDesignでは、お客様の課題に沿った事業成長に必要不可欠なアイテムをご提案・制作をさせていただきます。事業の成果にこだわるのはもちろんのこと、誰にでも伝わり、心に刺さるクリエイティブをおつくりいたします。

お客様に喜んでいただけても、私たちが満足したことは一度もない

私自身がクリエイターとして心に刺さったお気に入りサイトがあります。
「KIRIN」のこちらのサイトですが、ビールに対する愛やこだわりがすごく伝わるサイトなんです。ありきたりなクリエイティブよりも、会社や商品の世界観が伝わってきて、クリエイティブとしても素晴らしいからこそ実際に商品を買っても期待を外さないんです。愛の力、恐るべし。このサイトと出会い、いい商品には、いいクリエイティブを当たり前にしたいと強く思った瞬間でした。無意識でついつい買ってしまう。これはクリエイティブの力です。

世の中には素敵なサービスが溢れています。クリエイティブを通してもっとシェアを広げたい!実現したい!という想いのある方とこのサービスを通してたくさん出会えたらなと願っています。

また、本サービスの今後は3D動画やCAD図面、AIを活用したものなど、クリエイティブの幅を広げていこうと考えています。今やSNSの活用は当たり前ですが、SNSだけに依存しない、クライアントの事業と時代に合わせた伝え方の幅を広げていく所存です。

私たちは、一枚の名刺やパンフレットであっても、「こんなこともできるんですね」と喜んでいただけることはとても嬉しいのですが、満足をしたことはありません。お客様に喜んでいただけたとしても、常に納品物に対する振り返りを定期的に行っていて、もっとこんな技術があればこんなこともできたかもしれない、などと思うことがたくさんあります。

もっとユーザーに寄り添って成果の出るような技術面を伸ばしていくので見守っていただけたら幸いです。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

日々の営業活動で使う資料や当たり前に使っている身近な自社のクリエイティブに対し、一度でも
「サービス資料をもっとよくしたい」
「自社の制作物、なんかモヤモヤする」
「SDGsに配慮したクリエイティブにも取り組みたい」
「ありきたりな広告は嫌だ」
と思ったことがある方、是非お気軽にご相談ください!

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※日曜は休肝日です。